毎年旧暦の七夕、8月7日を含む日程で開催される。2017年は8月4日~8日までの5日間。
都内でも有数の夏祭りとなった「阿佐ヶ谷七夕祭り」日本三大七夕祭りに数えられるとか数えられないとか。それくらい日本で行われる七夕祭りの中でも規模が大きい。
しかしこの七夕祭り、いわゆる日本の伝統的な行事という印象よりも独特な個性がキラリと光るお祭りなのです。
阿佐ヶ谷七夕祭りの一番の見どころは張りぼて!!
七夕祭りと言えばスタンダードな七夕飾りに、笹の葉を思い浮かべると思いますが、阿佐ヶ谷の七夕祭りの目玉は「張りぼて」ただ飾られるだけではなく、コンテストのようになっていて金賞や佳作などの賞が付きます。
張りぼてのテーマは基本的に自由なようで、何でもござれ状態!思わずツッコミを入れたくなるようなものからかなり完成度の高いものまで、さまざまな作品がそろう。これ、見てるとけっこう面白いんですよ。
張りぼてはパールセンターの天井に吊るされているので、商店街を歩きながら誰でも見ることができる。屋根があるから雨が降っても大丈夫ですしね。2017年もかなり個性豊かな張りぼてが並んでいました。
全てを網羅できてはいないのですが、せっかく写真に収めたので今回はその一部をご紹介しますね。
【区長賞】パディントン
もっとも名誉あるのが【区長賞】これはクマのパディントンですね。写真で見るとよく分からないかもしれませんが、かなり大きなサイズ。表面がなめらかですごく仕上がりもキレイ!とても丁寧に作られているのが見て分かる。
パディントンの隣のキャラクターは何だろう…?知識不足でごめんなさい。こちらの可愛らしい作品は【佳作】に入賞。
【金賞】ジャック・スパロウ
これはかのジャック・スパロウですね。この作品、先ほどのパディントンよりも大きくてものすごく迫力満点。サーベルにテキーラのビン、そしてこの目力。かな〜り威圧感がありましたw
【銀賞】けものフレンズのサーバルちゃん
文句なしに可愛い。そして、完成度も高い!威圧感もなく、見ていて癒されますね。
ちなみに今回のお祭りのハリボテは一部が神戸の「大正筋商店街行き」になるそうな。このサーバルちゃんも展示されるそうですよ。日程はこちら
【銅賞】ミニオンズ
これもかなり完成度の高い仕上がりで可愛い。子供達が「ミニオンズだ〜」とはしゃいでいました。31アイスクリームさんの作品なので31の風船を持ってます。
【佳作】
ご存知カールおじさんですね。カエルちゃんが足下にくっついているのがいいですね。ちなみにこのカエルの名前は「ケロ太」と言うそうな。
赤い龍。写真だとよく伝わりませんが、かなりうねっていて格好良いんですよ。こんな風に細長い作品は珍しい、作るの大変だったんじゃないかなぁ。個人的には一番格好良かったです!
その他の張りぼてたち
正義の味方アンパンマン!画像ではお伝えすることができませんが、このアンパンマン動いてました。手が上下に動いて、道行く人に手を振っているような感じ。
「ママー!アンパンマン動いてる!!」子供がテンション上がってました。動くはりぼてってほとんどありませんからね。
【彦星賞】これは…?パーツが多くてものすごく細かい部分まで奇麗に作られています。フォルムも奇麗で格好良い!ただね、これが何なのかをわたしは知らない。
【天の川賞】おわんに入ったあんみつ…?表面がつるつるですごく奇麗に作られてある。ほとんどがキャラクターなどの張りぼての中でひときわ目立っていましたよ。
みなさんご存知のドキンちゃん。とっても可愛く作られていますね。やっぱり大人も子供も分かるキャラクターの存在って大きい気がする。
こちらもみなさんご存知ドラミちゃん。手作り感があってあったかい仕上がりですよね。となりにドラえもんが並んでいたのですが、上手に写真に収められませんでした。
「福しん」の餃子マン!って知らないけど、ちゃんと名前が書いてあるから分かりやすい。なんだか愛嬌がある餃子だなぁ。こんがり焼けている状態がとても丁寧に再現されてますね。
【天の川賞】これは誰?大きな顔がとにかくインパクト大。商店街の中でも目立ってましたね。
ぼうしっちぃ!って何だか知らないけど愛らしい。みんなで一生懸命作った作品がお祭りに飾られてたくさんの人に見てもらえる。きっと思い出に残るでしょうね。
ひとりで手酌をする猫ちゃん。これが個人的に一番好きだった張りぼてです。なんとも言えない表情をたたえて、手酌でお酒を飲んでいるなんて。
さいごに
個性豊かな張りぼてが並んだ2017年の阿佐ヶ谷七夕祭り。七夕祭り前には、商店街のお店の中に作りかけのはりぼてが置いてあったりするんですよね。そうやって少しずつ少しずつ作られて、お祭りを華やかにしてくれる張りぼてたち。わたしも一度くらいははりぼて作成に参加してみたいものです。
来年のお祭りはどんな風になるのでしょう。今から楽しみですね。まだ阿佐ヶ谷七夕祭りを体験したことがないのなら、来年ぜひ。きっと独特な雰囲気に圧倒されるはずですよ!
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