前回が主にアクセスの話だけになってしまったので今回はメインのドルフィンスイムについて。
「イルカと一緒に泳ぐのが夢」そんな夢を思い描いている方、けっこう多いのではないでしょうか。わたしもそうでした。でも御蔵島に行ったらアッサリと叶ってしまったんですよね。もしそんな夢をお持ちの方は御蔵島へ行くべし。
御蔵島では本当にイルカと泳げるの…!?
御蔵島のドルフィンスイムは有名ですが、ただ海に入ればイルカが寄ってくるというわけではありません。島の周りを周遊しているイルカの群れを船で追いかけて、イルカが通ると予想される場所に船からダイブするのです。
そんな状態で本当にイルカと泳げるの…!?そう思ってしまいますよね。わたしも最初は少し疑っていたのですが、あっさりイルカと泳げてしまいました。しかも超至近距離で何度も!
しかし天候にも左右されますし、イルカの群れに遭遇できない場合もあるそう。あとは、案内してくれる船長さんの腕にもよるかも。そう、こればかりは「運」なのだ。
ただ、実際にわたしが行って感じたのはイルカに会える確率は高いのではないかということ。単純に運が良かっただけかもしれませんが、イルカの群れには何度も遭遇できましたからね。
イルカと泳ぐために必要なのは「運」だけではない!?
イルカと一緒に泳げるかどうかは「運」だというのは先ほどもお伝えした通り。しかし運だけでは一緒に泳げません。
イルカと泳ぐためには体力も必要なのす。海を泳いだことがある方ならお分かり頂けると思いますが、海の潮の流れや波の影響でプールで泳ぐよりもかなり体力を消耗します。
それだけではありません。ドルフィンスイムはイルカの群れを船で追いかけて、船からダイブしなければいけません。しかも足にフィンを着けた状態で。
船長が「準備してー!!」と叫んだら船から身を乗り出していつでも飛び込める状態に、そして「海に入ってー!!」と叫んだら飛び込む。
ダイブしたあとはイルカの群れに向かって一生懸命泳ぐ!そして自分でイルカに近づくのです。イルカの群れが去ったあとは、泳いで船に戻りはい上がる。ひたすらこれの繰り返し(笑)
けっこうハードだと思いましたか?ぶっちゃけハードなんですよ。
普段全く運動をしないという方にはかなり辛いかも。とはいえ、自分の体力に合わせて船で休むこともできますからね。一緒の船で行った方の中には後半は船の上から眺めているだけという方もいらっしゃいましたね。
わたしは普段から足腰を鍛えているので筋肉痛にはならなかったものの、一緒に行った友人は翌日激しい筋肉痛。
イルカとたくさん泳ぎたいという方は、少しだけ体力もつけて行った方が良いかもしれません。ただ、一緒に行った中には家族連れの方もいらっしゃいましたし、小学生高学年と思われるお嬢さんもいらしたのでよっぽど体力に自信がないという方以外はそこまで構えなくても大丈夫…。かな?
イルカは好奇心旺盛!赤ちゃんイルカにも会えるかも
わたしが行った7月後半はイルカが出産を終えた直後、子供を守るために親イルカの警戒心が強くなるという時期。警戒心が強い時期なので、船が来たら進路を変えてしまう群れも多いそう。
でもね、わたしは赤ちゃんイルカに出会えましたよ。基本的に母イルカが覆い被さるように守っているので赤ちゃんイルカはあまりよく見えない状態なんだそうですが、バッチリ見える位置に来てくれました。
インストラクターの方にすごくいい写真だね!と褒められるほどのナイスショット。ちなみに撮影したのはわたしではなく友人。
そしてイルカはとても好奇心旺盛。インストラクターの方が手を振るとクルクル回りながら近づいてきたり、体をそわせて一緒に泳いでくれたり。
一体どうやっているのかインストラクターの方に聞いたところ、群れの中に遊んで欲しそうなイルカがいるから、そのイルカに近づいてみるんだとか。
確かに群れが人が簡単に潜れないような深いところを通りつつも、遊んで欲しそうにコッチをちらちら見ているイルカがいたり、クルクル回ってアピールしているようなイルカがいた。今度またそんなイルカに出会ったらこちらから仕掛けてみよう。
さいごに
イルカと泳ぐという夢はけっこう簡単に叶えられます。もし心のどこかにそんな夢をお持ちなら、ぜひ挑戦してみては?海外に行かなくても日本で、しかも東京で叶えられますからね。
御蔵島にはまた行きたい。いつか行こうと思っていかないままになる場所、生きている間にどれくらいあるのかな。人生は短いし、行きたいところにはどんどん行かないと!
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。
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