毎年6月のはじめ頃の申し込みが始まる桟敷席。今年も大曲の花火大会の桟敷席が抽選で当たりました!
桟敷席はA席、C席、それ以外にイス席と有料自由観覧エリアというものがあります。当たったのは当然A席!花火大会の会場の中央、花火が打ち上げられる川岸の前の席なので迫力満点の花火が楽しめる。
今年も桟敷席でゆっくり花火を堪能できるなんて…夏の最高の贅沢。今からとても楽しみです。
大曲の花火大会とは?
大曲の花火大会なんて知らないという方に、ざっくり(本当にざっくり)とですが説明させて頂きますね。
大曲の花火大会は花火師さんの競技大会!
よく大曲の花火大会で通じますが、正式には「日本花火競技大会」全国の花火師さんの腕を競う大会なのです。大曲の花火大会以外にも花火師さんの腕を競う大会はありますが、大曲が一番!と言う人も多いとか。
とにかく普段のどかで静かな大曲市が一年で一番賑わうのがこの日本花火競技大会の日なのです。
いつもはワンマンで走っている電車も花火の時は2両!花火会場付近は車両通行止めになり、花火大会当日は会場まで歩く人でいっぱいに。
打ち上げる花火の数はや内容は?
花火の数
大曲で打ち上げられる花火の本数は1万8000発。
全国でトップ10に入る本数だとか。もっと打ち上げている花火大会もたくさんありますが、大曲の花火大会は見ていて充分みごたえがありますよ。大会が終わりに近づくともっと見たいという気持ちにもなりますが、充分見応えがある本数です。何せ夕方の昼花火から夜遅くまでずっと楽しめるわけですからね。
花火の内容
大会が始まる前にまず昼花火。そして本花火の内容はざっくりわけて2つ。花火師さんの競技のために打ち上げられる花火、そして大会などから提供された花火があります。
昼花火
昼花火とは空が明るいうちに打ち上げる花火のこと。本大会が始まる前、17時半から始まります。空が明るいので、打ち上げられるのは光ではなくカラフルな煙等で変化をつけた花火。
暗い空に広がる華やかな花火とはまたひとあじ違って楽しいですよ。全国でも昼花火を見ることができるのは大曲の花火大会だけなんだとか。それだけ貴重なものなのです!
競技で打ち上げられる花火
花火師さんの競技では芯入割物、自由玉。その後に創造花火が打ち上げられます。
芯入割物、自由玉はひとつずつ打ち上げられるので、じっくりゆっくり楽しめる花火。
そして創造花火は花火師さんたちが音楽に合わせて夜空を自由に演出する花火。かなり華やかなものからしっとりと浸れるものまでさまざま。どれも個性がキラリと光る演出なので、目が離せません。
大会提供の花火
大会提供の花火はとにかくど派手!!空いっぱいにこれでもかというほど贅沢に花火が打ち上げられたり、仕掛け花火もあります。
花火師さんの競技とはまたひと味もふた味も違った花火を楽しむことができるのです。大会提供の花火を見るために来るなんていう人もいるようですね。見ているだけでものすごくテンションが上がるし会場からも歓声がわき起こります!
わたしはどちらもそれぞれ好きですが、やはり大会提供の花火は見逃したくない!といった感じです。それくらいすごいんです。
花火師さんの作品をゆっくりじっくり見るのももちろん楽しいのですが、大会提供の花火がとにかく派手で見応えがあって楽しい。ものすごくテンションが上がり会場からも歓声が沸き起こります!
そして極めつけが最後のLEDライト。川の反対側にいる花火師さんと、会場の一体感がたまりません。
さいごに
桟敷席で夜空に広がる花火にはものすごく心を打たれます。花火がこんなにすごいなんて…!わたしもまだまだ大曲の花火大会は初心者レベルですが、すっかりハマってしまいました。
まだ体験したことがない方はぜひ!!
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